以前に、「徳川家康」全26巻、読んでいます!
とのお話をいたしました。
いまどこまで読み進んだかというと、
松平竹千代(のちの徳川家康)が、
織田家の人質から、今川家の人質になったところ。
そして織田信長が、
父信秀の葬儀で、抹香をぶちまけたところです。
(26巻もあると、3巻で主人公はまだ、幼少期です^^;)
最近読んだところで、もっとも感銘を受けたのは、
今川家随一の名将、
そして松平竹千代の師父でもある、
太原雪斎老師の、この言葉です。
主君・今川義元は、
ことわが子(氏真)の教育については、無能に近い。
わが子かわいさとはいえ、
氏真を奥(女性の世界)に入れたままにし、奥では、
・朝から晩までご馳走を好きなだけ与える。
・寝たいと言ったらいつでも好きなだけ寝かせてやる。
・夏は暑くないように、冬は寒くないようにしてやる。
・学問が嫌だというならやらせない。
・何事も好き勝手にさせる。
となっている。
対して、竹千代は、放置されている。
放置された家で、厳しく、
・朝起きた時から夜寝る時までいつでも駆け足で行動させる。
・食事も粗末なものを食べさせる。
・剣術、武道、馬術など休む暇なく次々にさせる。
・体をくたくたにさせる。
・夜は厠(かわや=トイレ)で腰を下ろすこともできないほど。
となっている。
これでは、どちらが「むごい」教育なのか。
今川家の行く末は、どうなるのか。
結果は、みなさん御存知の通り。
今川氏真は、父義元が桶狭間で戦死して以降、
領国を諸侯に侵食され、
父の死後たった10年後に、
海道一の弓取りとまでいわれた今川家100万石は、
滅亡。
家を滅ぼすに至りました。
対して、徳川家康は、三方ヶ原の戦いなど、
手痛い敗戦もしていきますが、最後は、
天下統一。
征夷大将軍、天下人に。
徳川15代、260年の平和を築くに至りました。
子を甘やかせるべきなのか、
それとも厳しくするべきなのか。
どちらが「むごい」のか。
考えさせられます。
その答えは、100%明らかですが、
ことわが子の教育となると、
わかっちゃいるけど、なかなかできない。
人情ですね。
とはいえ、
こういうことを知った上で子育てするのと、
知らないで子育てするのでは、
子の人生は、大きく変わると思います。
学び、大事です。
このように読書、素晴らしきものですが、
一人ではなかなか進まない、、
という声も、聞こえてきます。
そこで、一人でやるより、みんなでやろう!
という観点で、
「読書会」
を、毎月1回、主宰しています。
読本は、30万部も売れている、超ベストセラー
「1日1話、読めば心が熱くなる 365人の仕事の教科書」
です。
・オンライン(Zoom利用)
・完全紹介制
・無料
です。
よろしければぜひ、ご参加くださいませ。
▼対話読書会
9月26日 (日) 朝6:30~8:00
※完全紹介制のため、イベントの公開をしていません。
参加希望の方、入江宛にメッセージくださいませ。
ZoomURL、送ります。
どうすれば「人」と「組織」は変わるのか?
どうすれば人と組織は変わり「続ける」のか?
その最重要ポイントを、3日間のメールセミナーで、お伝えします。
ぜひ、ご登録くださいませ。(無料です)