「研修することが決まりました!」
これは、会社さんにとっても、
もちろん講師である私にとっても、
本当に喜ばしいことですが、
その後会社が結構悩ましい想いをするのが、
社員さんに研修に参加してもらうことです。
は?
と思われるかもしれませんが、
これ、なかなかどうして悩ましい問題なんです。
研修開始時、よくこんなことが起こります。
会社側は、
「せっかくいい研修なんだから、
会社がお金出して社員はタダで学べるんだから、
さらにその間の給料ももらえるんだから、
社員は研修に参加して当たり前、
喜んで参加してほしい」
と考えがちですが、
社員さんたちは、真逆のことを考えています。
「この忙しい中で、研修?
この仕事誰がやるの?
また残業か・・
今さら勉強なんてしたくない
したってどうせ何も変わらない」
まあ、全員が全員こう考えるわけではないのですが、
こう考えてしまう人も結構多い。
だからこそ、何のための研修か、
「研修目的」
が大事です。
研修目的は数あれど、
私は、このどちらかの観点は外さないようにしています。
1) 受講者自身のエンプロイアビリティが高まる
(Employability:社会人としてどこでも通用する力)
2) 組織の改善が進む
(より働きやすい職場になる)
なぜこの2点なのか。
それは、人は、基本的には、
自分にプラスになることしか本氣にならないからです。
この2点であれば、
自分自身か、
自分が働く場所がよくなるので、
自分にとってプラスにあります。
「今回の研修は、私の成長のためね」
「この職場をよりよくするためね」
この2点を外して社員さんに研修目的を伝えても、
いまいち伝わらない場合が多い。
例えば、
「経営理念を浸透させるため」
といっても、これは本当に大事なことですが、
これだけでは社員さんの頭の中には
「??」がうずまきます。
あなたにとって確実にメリットありますから!
これを前面に伝える必要があります。
その上で、その先に、
「理念浸透」
とか、
「マネジメント能力の開化」
などがあるのですが、このへんは、
研修に参加してもらってから伝えてもいいと思うのです。
「あなたにとってメリットのある研修」
「お客さまにさらに喜んでもらうための研修」
だからこそ、
「給料が上がる研修」
「業務効率化が進む研修」
「残業が減る研修」
といったことを社員さんに伝える。
ぜひ、今から研修を始める方、意識してみませんか。
社員さんの参加率、変わるものですよ。
上記のようなことを皮切りに、
人財育成について、
「7つの法則」
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