先日、伊那食品工業の塚越寛最高顧問のDVDを拝見しました。
伊那食品といえば、
「年輪経営」を実践され、
あのトヨタも経営の模範にしているという、珠玉の会社です。
塚越さんが経営の指針にしているのは、
二宮尊徳の、
「遠きをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す」
という言葉とのこと。
曰く、
「遠きをはかる者は
百年のために杉苗を植う
まして春まきて秋実る物においてをや
故に富有なり
近くをはかる物は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく
故に貧窮す」
いかがでしょうか。
実に示唆に富む言葉ではありませんか。
現代社会は、
ドッグイヤーといわれるほど、
短期的な成果を求められる社会です。
「四半期決算」ですからね。
四半期で成果を出さないと、
上場企業であれば社長が首を切られる可能性すらある時代です。
だからこそ、短期的に成果を出し続け、
加速度的な成長を果たしている会社もあるのですが、
短期的成果を要求されすぎ、結果、
歪みが生じた会社だってあるわけです。
東芝
カネボウ
オリンパス
かの有名企業が、短期的成果を追い求めすぎ、
結果、不適切会計に手を染め、
会社が解体されるに至りました。
ここから学べることは、
短期的成果も、大事な時もあるのですが、
あわせて、
「遠きを図る」
こそ大事。
すなわち、
「何のためにわが社は存在するのか」
「この世で何をなすために生まれてきたのか」
ですよ。
こうしたことを、あらためて、
これから始まる年始にこそ、深く考えねばですね。
そして、
令和6年を、最高な一年にしていきましょう!
→とても素敵なDVDですよ。
塚越さんの珠玉の言葉たち、
社員さんたちの笑顔、
「言っていることとやっていることが同じ」感動がそこにありました。
「いい会社をつくりたい」経営者さんに特におススメです。
年末年始、学びの季節に、
学びのきっかけをお渡しします。
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