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稀代の経営者の言葉の重み

2023.10.03 ブログ

事業は必ず成功するものと考える

松下幸之助が会社を創業して数年経ったころ、同じ仕事をしている知人から
「自分はずいぶん熱心に仕事をしてきたが、うまくいかない。
成功の秘訣を教えてくれないか」と尋ねられた。
そのとき、次のように答えている。

「僕は事業というものは、大小の差があっても、
やっただけは成功するものだと根本に考えている。

だからよく世間では『商売というものは、もうける時もあるが、損する時もある。
損したり得をしたりしているあいだに成功していくものだ』
と考えているが、僕はそうは思わんし、そういう見方は誤っていると思う。

商売というものは真剣なものである。
真剣勝負と一緒だ。
真剣勝負において、首をはねたり、
はねられたりするうちに勝つというようなことはありえないのと同じように、
商売も活動するだけそれだけの成功は得られなくてはならない。

もしそうでなかったならば、それは環境でも、時節でも、運でも、なんでもない。
その経営の進め方に当を得ないところがあるからだと断じなくてはならぬ。
それを商売は時世時節で、損もあれば得もあると考えるところに根本の間違いがある。

商売というものは、不景気でもよし、好景気であればなおよし、と考えねばならぬ。
商売上手な人、真の経営者は、不景気に際して、
かえって進展の基礎を固めうるものであることは、
過去の幾多の成功者が現実にこれを示していることを知らなければならぬ」


・・ぐうの音も出ないとは、このことではないでしょうか。

この知人さんは、
「がんばります!」
としか言いようがなかったのではないでしょうか。


このように、稀代の偉人は言葉の重みが違います。

その迫力と、言葉で人を動かします。

人が動いてしまうのです。

これを学ぶ貴重な機会は、こちらです。


▼松下幸之助に学ぶリーダーシップ
 「大局から理想を描く」


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