今回の台湾視察旅行では、
台湾が誇る世界企業を5社、視察させてもらったのですが、
どの会社も素晴らしい経営をされていました。
その5社に共通するものは、この5つでした。
1. 極上のおもてなし
2. 全社員の一体感(社長と社員が同じ方向を向いている)
3. ファミリービジネス・夫婦の経営参画・大家族主義経営
4. 経営のスピード感
5. 国際競争力(英語力)
まず度肝を抜かれたのは、そのおもてなし。
どの会社に行っても、
「日本から親友が帰ってきた!!!」
と、上へ下への大騒ぎ。
笑顔で諸手をあげて歓迎いただき、
朝昼晩はすごいご馳走が出てくるんです。
ものすごく美味しい。
おかげさまで、2キロ太りました。汗
おもてなしは、社長だけでなく、
社員さんたちが喜んでやってくださるのですよね。
よくありがたちな「やらされ感」は、まったくないのです。
これは現代日本と明らかに違う。
なぜか、考えました。
その根本は、ファミリービジネスにあり、そう思いました。
ファミリービジネスとは、特定の一族が経営を行う企業のことです。
ファミリービジネスは世界どこでも溢れいていますし、
日本の中小企業の大半がこのファミリービジネスの形態です。
アメリカのウォルマート、イタリアのグッチ、韓国のサムスン、
日本ではトヨタ、サントリー、星野リゾート、
ユニクロで有名なファーストリテイリングなどが
ファミリービジネスの企業の例として挙げられます。
ファミリービジネスは、一般的に、
このようなメリットがあるといわれています。
1. 情熱的でモチベーションが上がりやすい
2. 所有と経営が一致している
3. 一貫した戦略、長期経営が可能
4. 意思決定がしやすく、経営がスピーディーに行える
5. ファミリーの個性が企業の特徴となり、競争優位につながる
6. 人を大切にする経営を実践して、強い組織(組織文化)になっている
会社と家族がつながっているため、お互いの信頼関係が強い組織といえます。
また一族ではない一般社員も家族のように大切に考える
アットホームな社風の会社が多く、
そのような会社では働きやすい環境が整っており、
それに応えるように従業員全員が会社に貢献し、
良い成果をあげようとします。
https://www.reitaku-u.ac.jp/journal/1776435/
このよさが前面に出ているのが、
今回視察した台湾の世界企業5社の特長なんだなと。
素晴らしい! と思いました。
とはいえ逆に、
日本も、ファミリービジネスが多いはずですが、
「ファミリービジネスのよさ」をもつ会社が、
最近減っているようにも感じるんですよね。
社長と社員の想いがなかなか一致しない。
全社一丸の組織がなかなか作れない。
社内に一体感がない。
対立、分断が進んでいる。
みなさまの会社も、そんなこと、ありませんか?
なぜか、考えました。
その理由は、、、
長くなりましたので、次回に続きますね。
「あなたの会社には、2024年度新入社員、何人入職されますか?」
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といったことに、ご興味ありませんか?
上で申し上げた通り、
対立・分断が進んでいる昨今です。
若者のことを理解し、
寄り添い、
導かなければ、
若者がOJTだけで育つというのは幻想です。
そこで、
「新入社員が定着し、戦力になっていくための7つの方法」
について、お話します。
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