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台湾の歴史に学ぶ 

2023.12.14 ブログ

台湾感動企業視察

先般のブログで、

「台湾にいってきました!」
「すごいおもてなし!!!」

と書きました。

なぜ台湾のみなさんが
こんなにも私たちをおもてなししてくれるのか。

そこには、ギブギブギブの精神がありました。

台湾の歴史

日清戦争の勝利により、
日本は清国から台湾を割譲されましたが、
当時の台湾は「化外の地」。

雨は山から海へ一気に流れ込み土を潤わさない、
土壌はやせ細り農作物が育たない、
伝染病の蔓延、
人口は少なく、貧しく、時には略奪や暴動が発生する、
というような、今の台湾からは考えられないほど貧しい地でした。

この地をどうするのか。

ここで台湾民政局長として派遣されるのが後藤新平。

後藤新平の方針は、
当時の欧米列強が行っていた、植民地からの徹底搾取政策ではなく、
台湾を日本の国土として扱い、
インフラを整備し、
民度を高め、
現地民を奴隷として搾取するのではなく、
同じ日本国民として遇し、将来的に税金を納めてくれるような豊かな地にしよう、
という政策でした。

教育による人材育成、
上下水道等のインフラ整備、
新渡戸稲造によるサトウキビやサツマイモの普及、
八田與一による東洋一の烏山頭ダムの建設(嘉南平野で農業生産が可能に)、
等々の成果を上げ、台湾は、豊かな地になっていきました。

歴史に感謝

これなんですよね。

このような歴史を、台湾の知識層は知っているから、
日本がなければ今の台湾がないことを知っているから、
だから感謝してくれるんですよね。

日本の先人は、すごい人がたくさんいたんだなと、
台湾の歴史を学ぶとそう思うんです。

そして今回の台湾視察旅行を率いてくれたのは、
臥龍こと角田識之先生。

臥龍先生は、20年以上、台湾企業のコンサルティングもされており、
SOLAS(般若科技)社は、小型船舶用プロペラで世界一に、
REPON(南俊国際)社は、キャビネット用スライドレールで世界一に、
ということをされています。

こうしたギブ・ギブ・ギブがあったからこそ、
ちょっとありえないおもてなしを、台湾のみなさんがしてくださいました。

置き換えると、、

ギブ・ギブ・ギブ
価値の提供

これは、商売の本質でもありますよね。

テイクがあるから、ギブするのではなく、
ギブがあるから、テイクがあるわけです。

給料があるからがんばるのではなく、
がんばるから給料が入ってくるわけです。

何事も、価値の提供が先。
ありがとうやお金は後。

これが商売の本質です。

これを忘れると、、、

歴史は、
これを忘れた人や、
組織、
国は、
滅ぶということを、証明しています。

このことを、私たちは、忘れてはなりません。

ということも、台湾視察で、学ばせていただきました。

感謝しかない台湾の旅でした。


・・台湾のおもてなしがすごくって、2キロ太りました。
 ちょっと服がきつい。これにも感謝です。笑

ギブがあるから、テイクがある。

価値の提供が先。
お金やありがとうは後。

価値を提供できる人になるために、
私たちは成長する必要がある。

これは、若者に伝えねばならないと、
私ながらに使命感をもっています。


これを新人に伝える方法を設計しました。

よろしければぜひ、ご参加ください。
伝授いたします。


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