わが社をもっといい会社にしたい!
もっといい会社にして、そこで働きたい!
経営者も、社員さんも、
働く人はみなそう思っているのではないでしょうか。
それでは、いい会社とは、どのような会社でしょうか?
私は、いい会社を、こう定義しています。
1. 社員さんたちが辞めずに、イキイキと働いている
2. 利益率が高く、価値を創造している。世に価値を提供することで社会に貢献している
こう定義すると、
利益率は高くとも、
新卒の25%が3年以内に辞めてしまう、
日本の大企業は、いい会社であるとは言い切れません。
※ごめんなさい。大企業にもいい会社はたくさんあるんですよ。
あくまで一般的に、です。
いい会社を探して三千里。
いろいろな会社さんを見てまいりました。
先日、岡山視察に行きました。
岡山にも、ものすごくいい会社がありました。
フジワラテクノアートさんです。
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フジワラテクノアートさんは、
年商50億円、
従業員数150名ですから、
いわゆる大企業と比べると、決して大きな会社とはいえません。
が、取り扱う製品のシェアが凄まじい。
なんと、8割! とのことです。
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【匠の技を自動化し、国内シェア8割】
当社は、醤油や味噌、日本酒、焼酎などの醸造食品の製造工程で
使用される機械・プラントを開発・製造しています。
もともと醸造食品づくりは原料処理、麹づくり、仕込み、発酵、圧搾など、
各工程に多くの人手や匠の技を必要とします。
当社はそれらの工程の自動化技術に強みを持ち、
特に醸造食品の品質、生産性を左右する麹づくりを自動化した
自動製麹(せいきく)装置では国内の機械製麹能力シェア8割を誇ります。
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このように、いい会社の条件「2」を、
圧倒的シェアをもって実現しています。
そして、いい会社の条件「1」は、以下のように実現しています。
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【社員の「働きやすさ」と「働きがい」の追求で新卒3年以内の離職率ゼロを実現】
会社として働きやすい環境の整備をはじめたきっかけは、
16年前ある女性が妊娠した際、
「優秀な人材である彼女が働き続ける職場環境にしてほしい」
という声が他の社員から上がってきたことです。
そこから女性である現社長がさまざまな改革を行ってきました。
当時は男性中心の会社なので女性視点では違和感のあることが多かったそうです。
例えば誰かが出産で人が抜けてしまったときに代替する仕組みがないとか。
そういった困りごとを解決しようと、色々な仕組みを考えるようになりました。
16年前は働き方改革が打ち出される前ですが、
そのころから「お客さまと社員を大事に」という気持ちで、
社員の要望に一つ一つ応える形で地道に働き方改善を行ってきました。
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(フジワラテクノアートの主な福利厚生制度)
・リフレッシュ休暇
有給休暇とは別枠で年に1度3日間の連続した休暇取得
制度制定以来、取得率100%
・時間単位有給
1時間単位での有給休暇制度を導入
・育児休業・介護休業
育児・介護休業期間を退職金算定時の勤続期間に算入
休業者に月一ホットメッセージ を発信し、復帰サポート
会社から携帯を貸与し、掲示板やチャットを利用可能に
・パパ休暇
配偶者出産に際し、5日間のパパ休暇付与、取得推奨
・育児時短勤務
小学校卒業まで時短勤務(6時間)可能
男性2名、女性5名が利用中
・看護休暇
小学校卒業まで有給休暇と別枠休暇の取得可能
・企業主導型保育園
企業主導型保育園と企業契約を締結し、産休育休明け社員の復帰補助
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これはすごい。入江も転職したくなりました。笑
うちの奥さん、泣いて喜びそうです。
こんな形で、いい会社の条件
1. 社員さんたちが辞めずに、イキイキと働いている
2. 利益率が高く、価値を創造している。世に価値を提供することで社会に貢献している
を、高次元で実現。
働く女性たちのイキイキ、ハキハキ、テキパキぶりが、
とにかく印象的な、素敵な会社さんでした。
現代日本のあるべき会社像は、
このような会社さんだとの確信を深めました。
引き続き、レポートしていきますね。
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