〜中堅・中小企業のための人財採用・育成・定着戦略〜
はじめに
「最近の若者は根性がない」
「教えてもすぐ辞める」
――そんな言葉を耳にすることがあります。
しかし断言します。新人が辞めるのは“本人の弱さ”ではなく、会社の育成の仕組みがないからです。
どんなに優秀な人材でも、放置されれば不安になり、辞めます。
逆に仕組みが整っていれば、普通の人でも育ちます。
育成とは“偶然”ではなく“設計”なのです。
中小企業にありがちな育成スタイルが「OJTに任せる」というもの。
確かに現場で学ぶことは大切です。
しかし、これだけでは限界があります。
つまりOJT任せは、育成を社員の善意に依存しているにすぎないのです。
新人が安心して成長できる会社には必ず仕組みがあります。
仕組みがある会社では、新人が「何を学べばいいか」が分かり、不安が消えます。
逆に仕組みがない会社は、新人が「迷子」になり、数か月で辞めていきます。
人は「できた」と思えなければ、続きません。
大きな成果をいきなり求めるのではなく、小さな成功体験を設計することが育成の鍵です。
「できた!」という手応えが、モチベーションを生みます。
新人が辞める会社に共通するのは、承認が圧倒的に足りないことです。
承認のない育成は、ただの「叱責」です。
社員は育たず、辞めていきます。
「教育は自社でやるもの」と考えていませんか?
しかし人手が限られる中小企業にとって、外部研修や専門家の力を借りることは戦略的選択です。
外部を活用することで、育成のスピードと質が格段に上がります。
仕組み化の有無が、成否を分けています。
育成は“優しさ”ではありません。
会社が人を育てる設計図を持っているかどうかです。
育成の仕組みがない会社に、未来はありません。
入江感動経営研究所では、人財育成協会と協業し、「採用・育成・定着」 をテーマとしたセミナーを開催しています。
本セミナーでは、
などを、具体的な事例とともに紹介します。
※事例としては保育現場を多く取り上げますが、内容はあらゆる中堅・中小企業でそのまま活用できます。
「このままでは人が集まらない」と危機感を持つ経営者様にこそ参加いただきたい内容です。
入江元太(いりえげんた)
会社入江感動経営研究所 代表取締役/一般社団法人 人財育成協会 代表理事/中小企業診断士
NECでのトップセールス経験と人材育成の経験を活かし、2010年に入江感動経営研究所を創業。「人が育つ仕組みづくり」という独自のアプローチで、人剤育成と組織開発に取り組む。
「人と組織が変わる」だけでなく「変わり続ける」を追求し、永続的な組織の成長を実現する実践的なプログラムを展開中。
著書:「人財育成」の教科書~指示待ち人間ゼロの組織をつくる5つの鉄則~
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