
〜中堅・中小企業のための人財採用・育成・定着戦略〜
はじめに
「うちみたいな中小企業には無理だ」
「成功事例は一部の恵まれた会社の話だ」
――そうやって片づけていませんか?
はっきり言いましょう。
成功事例は“奇跡”ではなく、“小さな工夫の積み重ね”です。
 それをやらない言い訳をしている限り、あなたの会社は沈みます。
社員数50名の製造業A社は、求人を出しても応募が来ない典型的な会社でした。
「給与も大手より安いし仕方ない」と諦めていたのです。
そこで経営者は、理念を求人票に明記しました。
「私たちは◯◯を通じて社会に価値を届ける」という言葉を強調し、さらに社員の声を掲載。
結果、応募数は前年比1.8倍。
「理念に共感したから応募した」という人材が集まりました。
これは大金をかけたわけではありません。
“理念を発信する”という小さな決断をやっただけです。
社員数30名のIT企業B社では、新人がすぐ辞めていました。
「若者は根性がない」と言って放置していたのです。
そこで導入したのがメンター制度。
新人1人に先輩を1人つけ、月1回面談するだけ。
たったそれだけで、3年以内の離職率は20%から8%に改善しました。
「先輩が支えてくれたから続けられた」という声が続出。
人が育たないのではなく、育てる仕組みがなかっただけです。
社員数70名の小売業C社は、人間関係の悪化から離職が続いていました。
やったことはシンプル。
社員同士が感謝の言葉を書いて渡す「ありがとうカード」を導入しただけです。
結果、社内の雰囲気が改善し、「人間関係が良い会社」と評判に。
採用にもプラスに働き、離職率は大幅に減少しました。
お金もかけていない。ただ“感謝を仕組みにした”だけです。
社員数40名の建設業D社では、事務作業の多さが社員の負担になっていました。
そこで勤怠管理や工程管理をクラウド化。
「紙とExcel」をやめただけで、残業が20%削減。
社員は「働きやすくなった」と実感し、辞めなくなりました。
**ICT導入は贅沢ではなく、“当たり前の時代の選択”**です。
4つの会社に共通しているのは、特別な資金力や人材ではありません。
ただ一つ、**「小さな工夫を継続した」**という点です。
どれも「やるか、やらないか」だけの違いです。
成功した会社は、口先ではなく行動を選んだのです。
「人が集まらない」「人が育たない」「人が残らない」――
その悩みの答えは、既に成功事例にあります。
問題は、あなたの会社がそれを自社に応用して動いているかどうかです。
シンプルな事実です。
入江感動経営研究所では、人財育成協会と協業し、「採用・育成・定着」 をテーマとしたセミナーを開催しています。
本セミナーでは、
などを、具体的な事例とともに紹介します。
※事例としては保育現場を多く取り上げますが、内容はあらゆる中堅・中小企業でそのまま活用できます。
「このままでは人が集まらない」と危機感を持つ経営者様にこそ参加いただきたい内容です。

入江元太(いりえげんた)
会社入江感動経営研究所 代表取締役/一般社団法人 人財育成協会 代表理事/中小企業診断士
NECでのトップセールス経験と人材育成の経験を活かし、2010年に入江感動経営研究所を創業。「人が育つ仕組みづくり」という独自のアプローチで、人剤育成と組織開発に取り組む。
「人と組織が変わる」だけでなく「変わり続ける」を追求し、永続的な組織の成長を実現する実践的なプログラムを展開中。
著書:「人財育成」の教科書~指示待ち人間ゼロの組織をつくる5つの鉄則~
自ら考え自ら動く「自立型人財」の育成法や、100年続く「永続的繁栄企業」のつくり方などのお役立ち情報を、毎週1回ほど、メルマガで配信しています。ぜひご登録くださいませ。
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