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台湾、親日の秘密

2022.08.31 ブログ

台湾は、親日国といわれています。
今回は、その台湾でもっとも愛されている日本人の一人、八田與一(はったよいち)さんについてのお話です。
まず、質問させてください。

 

あなたは、八田與一を、ご存知ですか?

八田與一が、台湾で何をしたのか、ご存知ですか?

 

そうですよね。知らない方が多いですよね。
日本では、さほど有名とはいえない、八田與一。
彼が台湾でどのようなことを行ったのか、ご紹介します。

 

化外(けがい)の地

もともと、台湾は、中国(当時は清国)から、
「化外の地」(文明の及ばない、野蛮人が住む、貧しい地)
といわれる、一地方でした。

 

そんななか、日清戦争が勃発。
戦争に負けた清は、その賠償として、台湾を日本に割譲します。
ここから、日本による台湾の植民地運営が始まります。

 

日本の植民地政策は、欧米諸国が植民地で行う「搾取」「弾圧」「殺戮」をまったく行わない方針でした。
「搾取」ではなく、肥沃な地にしようと。
肥沃な地にして、民を豊かにして、将来的に税金を納めてくれるような地にしよう。
日本の支配下におくのではなく、日本の一地方にしていこう、という考えでした。

 

これは、欧米諸国が、アフリカ、アジア、オセアニア、中南米などで行った、徹底的な搾取、弾圧、殺戮とは、真逆の政策です。
当時の世界の常識からみて、ありえません。
世界史上、ありえないこと、かつてないことを、日本は、台湾で行いました。
この時点で、かつての日本は、崇高かつ、偉大だと思うのは、私だけでしょうか。

 

嘉南(かなん)平野

そんな中、不毛の地・台湾を、豊かな地にしようと、日本人が多数入植したのですが、
その入植者の一人が、日本人土木技師・八田與一でした。

 

八田與一が台湾で何をしたのかというと、ダムの建設です。
「は?ダム?」
といわれそうですが、ダムの建設です。

 

台湾の南部、嘉南平野は、当時、農作物がほとんど育たない地でした。
なぜか。
水がないからです。
大きな川が流れていないからです。
遠くに、ちょろちょろとした川しか、流れていない。
その水を、人々は、汲みに行かないといけない。
生活するだけでも大変で、さらに、その水を使って、農業するなど、到底難しいことでした。

 

ただ、水はないですが、平野は広いのです。
その広さ、4,550㎡。
日本で例えると、福岡県に匹敵するほどの大きさです。
ここが、作物がほとんど育たない、貧しい地でした。

 

ここを、作物の育つ地にしよう。
そのために、水路を作ろう。
そのために、ダムを作ろう。
そう考え、ダムの建設を、当時の帝国議会に提議し、紆余曲折の末に採用され、建設に着手しました。

 

烏山頭(うさんとう)ダム

それが、烏山頭ダム。
当時の、世界最大の規模を誇る、ダムでした。

 

大きいだけに、工事は難航。
完成に至るまでに、10年もの歳月と、のべ1000万人以上もの人工による工事が必要でした。

 

難航に難航を極めた工事でしたが、10年の歳月を経て、完成。
以来、90年以上を経た今まで、嘉南平野に住まう、40万人以上の民衆に、水を、作物を、生活を、供給し続けています。

 

「嘉南大圳(かなんたいしゅう)の父」
「大恩人」
「神」
とまで慕われている、八田與一。

 

台湾が、親日国であり続けてくれている理由は、こうした偉大な先人がいるからこそ、です。
私たちも、先人に感謝し、行動していかねば!ですね。

 

※「八田與一」「烏山頭ダム」について、詳しくはこちら、ご覧ください。

 

編集後記

この、八田與一のさんの孫、八田修一さんの、講演会・交流会があります。
本ブログをご覧いただいている方は、特別に、格安でご案内できます。
詳細は下記の通りです。

 

よろしければぜひ、参加されませんか。
入江ももちろん参加します!

 

◇9/28東京和僑会 オープンフォーラム◇
~日本・台湾経営者団体の共働(協働)を見据えた大交流会~

■申込み方法:こちらからお申込み下さい。

■日時:2022年9月28日(水) 16:30-21:00  *16:00より受付

■会場:AP東京八重洲 11F
東京都中央区京橋1-10-7 KPP八重洲ビル
TEL:03-6228-8109
*東京駅八重洲中央口より徒歩6分

■プログラム(予定):
・16:00-16:30 受付
・16:30-16:40 司会挨拶(オープンフォーラムの主旨説明)
・16:40-16:50 主催者挨拶
・16:50-18:20 基調講話: 「日本と台湾の絆を紡いだ土木技師 八田與一」
八田與一氏の孫、(一社)台湾世界遺産登録応援会 代表理事 八田修一氏
・18:30-19:00 各経営者団体の紹介
・19:00-19:10 記念写真
・19:10-19:20 乾杯
<会食>
・20:00-20:30 パネルディスカッション
<会食>
・21:00     閉会の挨拶

■参加費用:
一般:@13,000円のところ、入江のお友達価格:@9,000円

*こちらの申込みフォームの所属団体の
「アジア太平洋ルネッサンス協会(APRA)」にチェックしてお申し込み下さい。

■募集人数:150名
多数の経営者との絆創りを軸とした交流イベントです。
ぜひ、名刺を多数ご持参のうえ、ご参加くださいませ。

■講演者プロフィール:
●八田 修一 氏(はった しゅういち)
(一社)台湾世界遺産登録応援会 代表理事
(一財)台湾協会評議員、トヨタ自動車㈱元社員

昭和32年東京都生まれ、
1930年に台湾で烏山頭ダムと嘉南大?を建設した土木技師八田與一の孫。
2006年父帰寂後は毎年5月8日に現地で催される與一慰霊祭に参列。
2009年より日台交流の絆づくりに向けて講演活動を始め、台湾大学、台北市日本商工会、
台湾文化センター(東京虎ノ門)、土木学会、名古屋市鶴舞中央図書館などで講演会多数。
講演では、祖父のダム建設に懸ける土木技術者としての覚悟を通じて、
日本人が大切にしてきた生き方、「日本精神」の重要性を現代の日本人に問いかける。

■申込み方法:こちらよりお申込み下さい。

 

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